毎日どこかで新しいアーティストと新しい楽曲が生まれ、手軽に音楽を楽しめるようになった反面、
使い捨てのように消費される時代になったとも言える現在・・・
アーティストや楽曲にあるエピソードにも”触れて欲しい”と願いを込めて執筆するこのシリーズ。
今回はアオキジャンプやケーキ投げでお馴染みのお祭り番長!Steve Aoki(スティーブ・アオキ)をご紹介!!
多作で良作の数々
今では世界中を飛び回りDJランキングでも常に上位にランクインする程の人気を誇るスティーブ・アオキ!そんな彼を今一度、おさらいしてみましょう!
まずは2012年に発表した「Wonderland」デビューアルバムにして2013年のグラミー賞にノミネートされます。
収録されている曲は今聴いてもカッコいいものばかり!そして何故か私の家にもあります!
中毒性のあるトラックの「Earthquakey People」
アメリカのロックバンドWeezer(ウィーザー)のボーカルを務めるRivers Cuomo(リヴァース・クオモ)が参加していますが、良い声してますね!
他にもアメリカぼパンクバンドblink-182のドラマーTravis Barker(トラヴィス・バーカー)とラッパーのKid Cud(キッド・カディ)を迎えた「Cudi the Kid」
時代を先取りしている感がありますね!HIPHOP系の曲が流行っている今、クラブで流してみるのもいいかもしれません!
2014年にはアルバム「Neon Future I」をリリース。
代表曲はアオキさんらしいサウンドの「Rage The Night Away」
ラッパーのWaka Flocka Flame(ワカ・フロッカ・フレイム)がいい仕事をしていますね!
こちらも人気ラッパーのMachine Gun Kelly(マシン・ガン・ケリー)との「Free the Madness」
こう見てみるとバンド系のアーティストやラッパーとの相性が抜群ですね!
2016年には前作の続編「Neon Future Ⅱ」をリリース。
このアルバムには伝説となったロックバンドLinkin Park(リンキン・パーク)とコラボレーションした「Darker Than Blood」が収録されています。
ちなみに2013年にもリンキン・パークとの楽曲「A Light That Never Comes」をリリースしていますね!
そして2017年にリンキン・パークのボーカルであるチェスター・ベニントンの自死を受けて上の2曲をマッシュアップした「Darker Than The Light That Never Bleeds (Chester Forever Steve Aoki Remix)」をリリース。今でも亡くなってしまったことが悔やまれます。
同年、新アルバムの「Kolony」をリリース。数多くのラッパーを迎えたアオキ流のHIPHOPアルバムに仕上がっています!
代表曲は大人気デュオの Yellow Claw (イエロー・ウロウ)、ラッパーのGucci Mane(グッチ・メイン)、シンガーのT-Pain(T-ペイン)という豪華な布陣で制作した「Lit」
こちらも豪華!!Lil Yachty(リル・ヨッティ)、Migos(ミーゴス)との「Night Call 」
2019年Neon Futureシリーズの3作目「Neon FutureⅢ」をリリース
韓国の大人気グループBTSとの「Waste It On Me」
こちらのMVはリンキン・パークのメンバーであるジョー・ハーンが監督を務めていたり、モデル・女優でスティーヴ・アオキの妹でもあるデヴォン青木や有名俳優・コメディアンなど豪華な顔ぶれの出演者が話題になりましたね!
他にもクラブでも定番曲!Daddy Yankee(ダディー・ヤンキー)、Play N Skillz(プレイ・ン・スキルズ)、Elvis Crespo(エルヴィス・クレスポ )らとの「Azukita」などなどアンセム級の楽曲が多数収録されています!
そして、今年2020年には「Neon FutureⅣ」を発表!
まさかのコラボで驚かされたBackstreet Boys(バックストリート・ボーイズ)との「Let It Be Me」
同業の人気プロデューサーAlan Walker(アラン・ウォーカー)との共作の「Are You Lonely」
アルバムをメインに振り返ってみましたが、ご紹介したのはほんのごく一部。かなりの多作なのに良い曲だらけ!更には他のアーティストとのコラボレーションも積極的に行うのでピックアップするのにも迷ってしまいました、、、
奇抜なパフォーマンスが印象に残りがちですが、しっかりとセンスの塊で改めて彼の凄さを思い知らされますね!