【アーティスト紹介】吠える闘犬!90年代後半を代表するラッパーDMX Part.2

毎日どこかで新しいアーティストと新しい楽曲が生まれ、手軽に音楽を楽しめるようになった反面、
使い捨てのように消費される時代になったとも言える現在・・・

アーティストや楽曲にあるエピソードにも”触れて欲しい”と願いを込めて執筆するこのシリーズ。

今回は以前ご紹介した90年代を代表するラッパーの一人DMX(ディー・エム・エックス)のPart.2になります!

驚異の5作連続1位を獲得

さて、やっと日の目を浴び出して、2作連続のアルバムチャート1位を獲得したDMX。注目の3枚目のアルバムは1999年10月にリリースされた『..And Then There Was X』その中からピックアップするのはDMX節炸裂の「What’s My Name?」

そして彼と言ったらこの曲「Party Up」もこのアルバムに収録されています!

シングルカットもされた「What These Bitches Want」

 

2001年10月リリースの4枚目のアルバム『The Great Depression』も当然のようにアメリカのアルバムチャートで1位を獲得!!
「We Right Here」

音ハメが気持ちいい「Who We Be」

当時、様々なラッパーの楽曲に客演していたR&BシンガーのFaith Evans(フェイス・エヴァンス)を迎えた「I Miss You」

シングル化されていない「You Could Be Blind」も良曲だったりとより多彩な作品に仕上がっています!!

 

2003年9月リリースの『Grand Champ』もアルバムチャートで1位!!デビューアルバムから5作連続は凄まじいですね!
パーティーチューンの「Where the Hood At?」

こちらも自然と体が揺れてしまう「Get It on the Floor」Swizz Beatz(スウィズ・ビーツ)が客演とプロデュースを担っていますね!

「We’re Back」はフィメールラッパーのEve(イヴ)がが良さを引き立てていますね!良い声してます!

 

2006年8月にリリースした『Year of the Dog… Again』は惜しくも1位を逃していまいますが、
「We in Here」

「Lord Give Me a Sign」

Busta Rhymes(バスタ・ライムス)をフィーチャーした「Come Thru」など突破力高めのラインナップです!

 

今までの功績から比べるとランキング的には見劣りしてしまいますが、今までと違った一面を見せた意欲作だと感じる2012年9月リリースの『Undisputed』からはメロウな「Cold World」

Machine Gun Kelly(マシン・ガン・ケリー)との「I Don’t Dance」

「No Love」

 

そして2021年4月2日に薬物の過剰摂取により帰らぬ人となってしまいました、、、彼の遺作『Exodus』が翌月にリリースされたことは記憶に新しいですね。

「Hood Blues」

Snoop Dogg(スヌープ・ドッグ)を迎えた「Take Control」

Lil Wayne(リル・ウェイン)とアルバムのプロデュースも務めたSwizz Beatz(スウィズ・ビーツ)との「Dogs Out」

JAY-Z(ジェイZ)Nas(ナズ)との「Bath Salts」は驚きの組み合わせです!

たくさんのアーティストから愛されたDMXの新曲を聴けなくなってしまったのは本当に残念ですが、残してくれた作品は時代を超えて聴き続けられることは間違いないはず。それらから影響を受けたアーティストが誕生しそれを繰り返していく。
この機会に是非、過去の作品にも触れて頂ければと思います!