【アーティスト紹介】ドン底からの下克上!不屈のラッパーEminem(エミネム)

毎日どこかで、新しいアーティストが、新しい楽曲が生まれ手軽に音楽を楽しめるようになった反面使い捨てのように消費されすれ違うこともなく過ぎることが多くなった現在。

DJをする際、アーティストや曲のことを知っていて流すのと知らないで流すのに違いは無いのかもしれないけれど違いがあって欲しいと願いを込めて執筆するこのシリーズ

今回は超有名な白人ラッパーのEminemエミネム)
DJスクールでもヒップホップが好きという方が増えていることもあり、今ではラッパーと言えば誰もが挙げるであろう存在になった彼をご紹介致します!!

ドン底からのスタート

EMINEM(エミネム/マーシャル・ブルース・マザーズ3世)
今では成功を掴み、楽曲をリリースする度に注目をされてるのが当たり前、更にはメジャーデビューが1997年と20年選手なので知らない方も多いかも知れませんが、父親からは捨てられ極貧の環境で育ちます。

それよりデビューからもう20年以上も経っているんですね、、最初のアルバムを聴いたころから考えると私も年を取ったと実感します。嫌なもんですね(泣)
更には友達もできず、いじめられて過ごします。

「クソが!」と思ったに違いない。
そんな彼を救ったのはヒップホップ!彼自身もMCとして活動を開始し黒人のフィールドであるMCバトルに身を投じていきます。

当時は白人がラップバトルに参戦するなんて考えられない時代。
アウェーの環境で味方は少なく調子も出ず中々勝てません。

あのEminem(エミネム)もラップを始めてからトントン拍子ではなかったわけなんですね。

この辺りはEminem(エミネム)の半生をテーマにした映画『8マイル』を是非観てほしいです!

運命の邂逅

そんな環境でも「クソが!」の精神で諦めなかったEminem(エミネム)は実力もつき、次第に周囲からも一目置かれMCバトルでも勝てるようになってきます!!

その甲斐あって1997年にリリースした「ザ・スリム・シェイディ EP」は自主制作ながら2万枚を売り上げたそうです!

ですが、まだ今のような爆発的な人気には至っておりません、、、

そんな状況を一変させたのはある人物との出会い。
そう、あの伝説のグループN.W.Aにも所属していたヒップホップ界の名プロデューサードクター・ドレーの目に止まったのです!!

この当時のドレーも色々とあり起死回生の一撃を狙っていたはずなのですが、そこで白人のエミネムとタッグを組むという選択にシビれますし、ドレーにそう思わせたEminem(エミネム)の今までの努力もただただ凄いと思います。

だって今では当たり前のように白人ラッパーがいますが、1997年は皆無、いるにはいますがBeastie BoysVanilla Iceとかなので少し毛色が違いますからね。

かくして、運命の邂逅を果たした2人が作ったアルバムが自主制作盤をベースに作られた『ザ・スリム・シェイディ LP』これが全世界で600万枚を超える売り上げを記録!!

これを狼煙に更に2人の逆襲が始まります。次作『ザ・マーシャル・マザーズ・LP』
3作目の『ザ・エミネム・ショウ』と大ヒット作を連発!!

これでEminem(エミネム)の名が全世界に知れ渡り、一躍有名アーティストの仲間入りを果たしたという訳です。

凄まじい下克上ですね!

そしてラップゴッドへ

大ヒットを連発したEminem(エミネム)はその後、新しい波に飲まれることも失速することなく現在も第一線で活動をしています!

今もなおリリースするアルバムや楽曲は刺激的な内容ですし、様々な人物へのディス曲も切れ味を増していて良い意味でも悪い意味でも注目の的となっていますね!

まさに『ザ・マーシャル・マザーズ・LP』がグラミー賞を受賞した際にエルトン・ジョンが語った「ジミ・ヘンドリックスミック・ジャガージェイムス・ブラウンアレサ・フランクリンのような伝説的ミュージシャンと同等」を体現していますね!!

つい最近リリースした11作目のアルバム『Music To Be Murderedby』も1958年に映画監督アルフレッド・ヒッチコックと作曲家ジェフ・アレクサンダーによる全く同じタイトルのアルバムからインスパイアされたものだそうです!

10作目の『Kamikaze』による同じ白人ラップグループによるBeastie Boysのアルバムをオマージュしたジャケットで世間をざわつかせたばかりなのに、、、笑

ヒップホップは黒人のモノという概念を努力と執念で押し通った彼はまさに白人ラッパーの先駆者であり、今日の才能ある白人のラッパーが私達の耳まで届くのは彼の功績が多分に影響しているはずです。

そんなEminem(エミネム)の最新曲も要チェックなのですが、初期の頃の作品を再び聴いてみるのも良いのではないのでしょうか?

聴いたことがない世代の方はこれを機にチェックしてくれると嬉しいです!!

それではEminem(エミネム)の代名詞でもあるこの曲でお別れとしましょう!!