日本だとEDM専門学校・塾=EDMアーティストを排出できるカリキュラムがありキャリアパスがある学校と言う事になるんじゃないかなと思ってます。なぜならばEDMに特化している学校で認可がおりている学校が2019年現在で1校もないためです。
塾=スクールだと思っており言葉の表現を変えただけだと思います。EDM関連で教室開くならEDM塾よりEDMスクールの方が聞こえがいいですよねここからは、EDMのDJやEDMアーティストになるために勉強した方が良いカリキュラムを一通り書き出し一覧にしようと思います。
目次
EDM DJやアーティストになるために学ぶべき基本的なカリキュラム
大きく分けると3つ!
- EDMをMIXするDJスキル
- EDMを編集するスキル
- EDMを作るスキル
大きく分けてこの3つを深掘りしていけばスキル面は良いかも
EDM DJのMIXスキル
EDMアーティストになるのに必要な基本的なDJMIXスキルは大きく分けて3つです。
EDMは16小節MIX!
EDMは基本的に16小節でMIXでKICKを合わせてMIXする事がほとんどです。
- HIPHOPやベースミュージック=8小節MIXが多い傾向
- EDM=16小節MIXの傾向
8小節MIXと16小節MIXは繋ぎ方が少し違ったり
EDM系のDJが良く使っているソフトはパイオニアDJが出しているrekordbox(レコードボックス)を使う場合が多いです。
EDMだけ掛けているとユーザーは飽きちゃうからハウスのロングミックスMIXも必要!
EDMはあくまでメインタイムのようなガンガン盛り上がっている時間にかかる事が多いです。ですがメインタイム前は親和性の高いハウスをかけたりします。ハウスの場合はロングMIXと言われる方法でMIXします。
4つ打ち音楽はミックス時間が長いのでハーモニクスも重要!
ハウスやEDMのような4つ打ち音楽のMIXはHIPHOPと比べるとMIX時間が長いので、楽曲のメインコードのKEYに相性があったり少し音楽理論の勉強も必要です。
EDM DJテクニック
EDMの楽曲をMIXしてつなぐだけじゃなく観客とコミュニケーションを取りながら煽ったり、寒暖をつけたり、色々やって盛りあげます。たくさんテクニックがある中でよく使われている効果的なテクニックを3つピックアップしました。
盛り上がりを強く演出するエフェクターテクニック!
EDMの楽曲の場合ボーカルパートに空間系のエフェクターを使ったり、ビルドアップと言うメインパート(ドロップ)の前ので盛り上がりを演出するパートでエフェクターを使って寒暖を作ったりユーザーを煽るようなエフェクターの使い方をしたりします。
- ボーカルにコーラス・エコーをかけたり
- ビルドアップでフィルター・ダブエコー・フランジャー・スペースをかけたり
同時に2つのエフェクターをかけて激しく寒暖や盛り上がりや煽りを作ったり演出したりなんかもします。
EDMから他のジャンルへの急ハンドルにも自然に行えるテクニックもあるよ!
クラブのメインタイムでEDMがかかっていてガンガン盛り上がっている。
↓
その熱量が変わらず突然フューチャーベースなんかに違和感なく変わってるような展開です。
突然の別のジャンルの楽曲に飛ばすエフェクターを使ったMIX方法やつなげるテクニックもあります。これつかえたら便利ですよね。
MCとして観客とコミニケーションを取りながら言葉で煽るテクニック!!
場をうまく読みながら煽る言葉も大切です。MCがうまい人はガチでボイトレしてたりします。
EDMの楽曲編集・作曲する基本スキル
海外のEDMアーティストなんかは、ほぼ必ずと言っていいほどプロデューサーとしてのスキルもDJスキルとセットで持っていたりします。プロデューサーの基本スキルも最低限あると個性やオリジナリティーを作る強い武器になるので勉強した方が強みになります。
EDMの楽曲を独自に編集するスキル「エディット+マッシュアップ」
楽曲編集ソフト(DAW)と言うPCソフトを使って自分好みに楽曲を編集するスキルです。DJとして個性(オリジナリティー)を出したり、より盛り上げるための一つのDTMスキルです。日本国内のクラブでもDJとして最低やっていくには必須のスキルになったスキルの一つです。EDMが流行りはじめてから数年経ってます。
ユーザーの耳が肥えてしまって、マッシュアップされた楽曲じゃないと踊ってくれないってよく耳にします。よく使われている楽曲編集ソフト(DAW)は3つ!
- Ableton Live
- Logic Pro X
- FL Studio
EDMの作曲・楽曲構成の基本
EDMを作曲するための基本的なスキルです。作曲の基本知識だったりEDMの楽曲構成を知ったりしておきます。これ知っているとDJする時にその知識でこの楽曲の構成はこうなっているのかとか深く楽曲を理解する事ができたりもします。
ソフトウエアシンセサイザーで音色を作る!
ここまでくるとオリジナル曲がもう少しで作れそうなスキルまで行きます。敷居が高そうに思えてきますが大丈夫!近年プリセットと言う最初から出来上がった音源を購入して使う事がほとんどです。EDMの楽曲はメインパート・コード・ベースラインはソフトウエアシンセで音色を作っている事が多いです。WEB上で探せば有名なEDMプロデューサーが愛用しているプリセットなんかも普通に販売されています。
EDMで良く使われるサンプル集め
ドラム・FXなどサンプリング(録音)された音源集めも重要です。FX素材なんかはマッシュアップなんかでも使えます。
EDMのエンジニアスキル
作った楽曲の音を研磨したり音圧を調整して綺麗なデータにするスキルの事です。近年のDJにも必須になっているエディット・マッシュアップをする時にエンジニアのスキルが高いと色々アレンジする幅が広がります。
EDMの楽曲で使われるミキシング
EQ(イコライザー)を使いぶつかりあう音域を綺麗にMIXをするスキルです。楽曲編集ソフト(DAW)付属のEQもかなり高性能なので付属のEQを使う場合と最近評判が良いのはFabFilter (ファブフィルター)のEQです。
EDMの楽曲で行われるマスタリング
楽曲編集ソフト(DAW)で仕上げた楽曲を音圧内で綺麗に処理するスキルや楽曲に合わせて演出仕切るスキルです。
一覧にしてみたけど結構幅広く学ぶ事がある!!
書き出してみたけど結構幅広く学ぶ事があります!どのレベルまでDJとしてやって行くのか?と言う部分も大切なものの学校に行くのであれば、費用対効果高く選んだ方がいいと思うので何が学べるのかしっかり確認してから自分の選択肢を選ぶ事はとても大切です。