DJ、MIXが出来るようになって必ずと言っても良い程にぶち当たる壁。
- もっと上手くMIXするには?
- お客さんを盛りアゲるMIXはどうやるの?
- MIXすると絶対に『抜け(ブレイク)』でお客さんのテンションを下げてしまう
その悩みを解決すべく、先日DJスクールにてセミナーを開催致しました!!
今回はその内容を少し紹介致します。
Pionner社が出しているソフトウェア『rekordbox』を活用しよう
簡単にこの『rekordbox』がどういうソフトウェアなのか紹介をすると、楽曲データを解析、そのデータをUSBに入れて使用することによってUSB DJのパフォーマンスを何段階も上げることが可能なソフトウェアである。今現在現場(クラブ)に常設されている機材の殆どがPionner社のものということは皆さんご存知だろうか、さらにその機材の殆どがこの『rekordbox』(以下『レコボ』)有りきでCDJが設計されている。
結論から話すと、『レコボ』を活用することでCDJの機能をフルに活用出来るということである。さらにこのソフトウェア、無料でダウンロードをすることが可能!!
『rekordbox』機能である『CUE』を活用しよう
『レコボ』の機能のひとつ『CUE』には2種類ある。
- MEMORY CUE
- HOT CUE
この2種類である。それぞれ参考画像を交えて特徴を話すと以下の通り。
【MEMORY CUE】(🔻このマーク)
・1曲に対して最大10ヶ所に作成可能
・MEMORY CUE間でCUEポイントの移動が楽になる(つまり手動でCUEポイントを作成する手間が省けます)
【HOT CUE】(アルファベットのマーク)
・1曲に対して最大8ヶ所に作成可能
・作成したポイントから即時再生が可能
ただのマーキングとして作成している方も多いと思いますが、本来は上記の内容が正しいどっちの方が良いとかはそれぞれ好みがあるので、実際に使って判断をしてみてください。
『抜けるMIX』と『アガるMIX』の違いとは
それでは実際に聴いて体感してみましょう。中々文面だけでは伝わりずらいのでMIX音源を用意致しました。
まずは『抜けるMIX』の例を聴いてみてください。
如何でしょうか?一番盛りアガっているところから突然のブレイクダウン。MIXの度にこれでは盛りアガれるものも盛りアガれません。
それでは次に『アガるMIX』の例を聴いてみてください。
どうでしょう?それぞれ同じ2曲を使用してMIXをしてみましたが、全然違うのが分かりますよね?『抜けるMIX』と『アガるMIX』あなたならどっちの方が盛りアガれますか?