毎日どこかで新しいアーティストと新しい楽曲が生まれ、手軽に音楽を楽しめるようになった反面、
使い捨てのように消費される時代になったとも言える現在・・・
アーティストや楽曲にあるエピソードにも”触れて欲しい”と願いを込めて執筆するこのシリーズ。
今回は若き才能。若干18歳にして頭角を現し、ジャスティン・ビーバーとの「Stay」で日本でも名を馳せることになったThe Kid LAROI(ザ・キッド・ラロイ)をご紹介します!
来歴
生まれはオーストラリアのニューサウスウェールズ州ウォータールーという地域。
ステージネームの<ラロイ>はオーストラリア先住民であるカミラロイ族から取ったモノで、自身もその部族出身です。
音楽プロデューサーの父、モデルマネージャーの母という両親に育てられた彼は13歳からラップを始めたそうです!クリエイティブな家庭で成長していったので自身も表現者として活動するのは必然だったのかもしれませんね。
2018年8月。15歳にしてデビューEP『14 With a Dream』をリリース!収録されている曲はどれも15歳とは思えない仕上がりです!
2019年にはエモ・ラップ界を代表する一人でもあったJuice Wrld(ジュース・ワールド)のオーストラリアツアーのサポートを務める間、共同生活をしており、指導も受けていたそうです。
その後にリリースされた楽曲が「Let Her Go」デビュー作よりもグッと作り込まれていますね!これを機にオーストラリア国外でも注目されるようになりました!
2020年の7月にはミックステープ『F*ck Love』をリリース!自国オーストラリアやアメリカなどで1位を獲得する話題作となりました!
収録曲は師でもあり、惜しくも亡くなってしまったJuice Wrldとの「GO」を始め
亡くなってしまったJuice Wrldに対しての心境を歌った「Tell Me Why」
R&BシンガーのNe-Yo(ニーヨ) の名曲「So Sick」をサンプリングした「NEED YOU MOST (So Sick)」などミックステープとは思えない曲が詰め込まれています。
その後も着実にリリースを重ねます。同年9月にはLil Mosey(リル・モジー)との「WRONG」
10月には「So Done」
12月には「Reminds Me Of You」
更に大物シンガーソングライターのMiley Cyrus(マイリーサイラス)とのコラボ楽曲「WITHOUT YOU」をリリース!
こちらはソロバージョンもあります!
そして、2021年3月リリースのジャスティン・ビーバーのアルバム『Justice』では「Unstable」で大コラボを果たします!!
同年6月。日本でも大々的に知られるきっかけとなった名曲、同じくジャスティン・ビーバーとの「STAY」が公開されます!
宙に浮いたジャケットが印象的なアップテンポな楽曲ですね!!クラブでもスクールでも人気が高い楽曲となっています!!イントロからもう名曲のオーラ全開です!
新しい感性を持ったアーティストが、今までのジャンルの要素を引き継いだ新しいサウンドがどんどん生まれてきて楽しいですね!
彼もこれからを代表するアーティストなのは確実なので今後のリリースやコラボなど楽しみにしていましょう!!