【アーティスト紹介】危険地帯コンプトンからの新星!ロディ・リッチ Part.1

毎日どこかで新しいアーティストと新しい楽曲が生まれ、手軽に音楽を楽しめるようになった反面、
使い捨てのように消費される時代になったとも言える現在・・・

アーティストや楽曲にあるエピソードにも”触れて欲しい”と願いを込めて執筆するこのシリーズ。

今回は「The Box」の大ヒットでで一躍人気ラッパーとなったことも記憶に新しいRoddy Ricch(ロディ・リッチ)をご紹介!!

経歴

1998年10月アメリカ合衆国のカリフォルニア州コンプトンで生まれた彼はストリートギャングとして悪名高いクリップスのメンバーでもありました。

しかし、ストリートでの生活は危険は犯罪に手を染めるのは当たり前、刑務所に入った際に音楽を真剣にやろうと志します。

文字通りゼロからのスタートだったので、ラッパーのレジェンド達から聴いて学び、自身の人生のストーリーから楽曲のテーマを作り出しています。影響を受けたアーティストとしては同郷のKendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)を始め、Gucci Mane(グッチ・メイン)Young Thug(ヤング・サグ)Future(フューチャー)などを挙げておりそういった背景を知った上でコラボした楽曲を聴いたり、これからコラボが達成されるのを目撃するのも面白いのではないかと思います!!

 

そして2017年10月初のキックステープである『Feed Tha Streets』をリリース!
「Fucc it Up」

「Plottin’」

「Ricch Vibes」などが収録

この時点で表現の仕方が多彩で音楽の才能があると気付いたのには納得です!

2018年11月には2枚目のミックステープ『Feed Tha Streets II』こちらにはSpotifyで1億2000万回以上の再生回数を記録した「Die Young」

「Every Season」

「Can’t Express」

などが収録され「Die Young」は初のBillboardチャートに入るなど結果に繋がる作品に!

2019年2月には成功してから地域への貢献に尽力していた事でも有名なNipsey Hussle(ニプシー・ハッスル)「Racks in the Middle」に参加しグラミー賞最優秀ラップ・パフォーマンス賞を受賞!認知度をその存在をシーンに印象付けていきます!

しかし、ニプシー・ハッスルが翌月に自身の構える店舗の駐車場で銃撃を受け帰らぬ人に、、、
顔見知りの犯行で個人的なトラブルと言われていますが、ロディ・リッチが受けたショックは相当なモノだった事が想像できます。
平和な日本に生まれた私たちには銃撃なんて映画の中の話のように感じますが、これからも期待されていた才能が消えてしまったのは残念でなりませんね。

悲しくなってしまいましたが、この別れを糧にした1stアルバム以降の飛躍はPart.2にてご紹介しようと思います。