毎日どこかで新しいアーティストと新しい楽曲が生まれ、手軽に音楽を楽しめるようになった反面、
使い捨てのように消費される時代になったとも言える現在・・・
アーティストや楽曲にあるエピソードにも”触れて欲しい”と願いを込めて執筆するこのシリーズ。
今回は前のブログに引き続き楽曲紹介!ジャンルを問わずサンプリングされる『あの曲』をご紹介!!
「Don’t Wanna Go Home」
まず聴いて欲しいのは少し懐かしいこの曲。
Jason Derulo(ジェイソン・デルーロ)の「Don’t Wanna Go Home」
このフレーズよく聴きますよね?これには元ネタが存在していて最後にご紹介したいと思います!
ちなみに「Don’t Wanna Go Home」は歌のフレーズも既存曲から引っ張ってきていて、印象的な『デ〜オ』は1956年にリリースされたHarry Belafonte(ハリー・ベラフォンテ)の「Banana Boat」から
ハリー・ベラフォンテはチャリテイーソングとして有名な「We Are The World」を生み出した伝説のプロジェクト『USAフォー・アフリカ』の提唱者!
彼の呼びかけによりマイケル・ジャクソンやスティービー・ワンダーを始めとした錚々たる顔ぶれが集結しました。
「Show Me」
続いて聴きたいのがKid Ink(キッド・インク)がChris Brown(クリス・ブラウン)を客演に迎えた「Show Me」
BPMが遅めの心地良い曲ですが全く同じフレーズですよね!
「Man Enough」
続いてはJoe Stone(ジョーストーン)とFerreck Dawn(フェレックダウン)が共作した「Man Enough」
ちなみにFerreck DawnはRedondoとの共作でも同じフレーズを使用した「Love Too Deep」をリリースしています。
「Show Me Love」
最後に聴くのはRobin Sの「Show Me Love 」
こちらが元ネタなのですが今、聴いてもカッコよくないですか?
BPMやボーカル、使っている音を少し変えると色々なジャンルの曲になってしまうこのフレーズ凄すぎますね!!
この曲のプロデューサーにクレジットがされているのがAllan GeorgeとFred McFarlaneの2人。他にどんな曲に関わっていたのか調べてみると代表的な曲がコレ↓
1984年にリリースされたJocelyn Brownの「Somebody Else’s Guy」
いやいや、良すぎるでしょ!まだまだ自分が知らないだけで良い曲は沢山ありますね!!
好きなアーティストを追うのも良いですが、たまには違う形で掘り下げてみると新たな発見があるかも。