Ⅲ FAITHS DJ SCHOOL講師のゆーせいです。
「BPMって何?」
「数字は合っているのに、MIXするとズレて聴こえる」
DJ初心者の方から、かなりよく出る相談です。
BPMは、曲の速さを表す数字です。
DJでは、2曲のBPMを近づけてから、キックの位置を耳で整えていきます。
初心者の方は、まずこの順番で練習すると分かりやすいです。
- 曲のBPMを確認する
- テンポスライダーで数字を近づける
- ヘッドホンでキックのズレを聴く
- ジョグやテンポスライダーで少しだけ直す
まずBPMとは何か
BPMは、Beats Per Minuteの略です。
簡単に言うと、1分間に何回拍があるかを表す数字です。
例えばBPM128の曲は、1分間に128回の拍があるという意味です。
DJでは、この数字が近い曲同士の方がMIXしやすくなります。
理由は、キックやスネアの位置がズレにくくなるからです。
ただし、BPMの数字が同じでも、曲の入り口やドラムの鳴り方が違うとズレて聴こえることがあります。
なので、BPM合わせは「数字で近づけて、最後は耳で確認する」と考えてください。
BPMを合わせる時に使う場所
CDJやDJコントローラーでBPMを合わせる時は、テンポスライダーを使います。
ピッチコントローラーと呼ばれることもあります。
テンポスライダーを上げると曲は速くなり、下げると曲は遅くなります。
ここで気をつけたいのは、いきなり大きく動かさないことです。
少し動かして、BPM表示とヘッドホンの音を確認する。
この繰り返しで合わせていきます。
CDJやDJミキサーの基本操作がまだ不安な方は、こちらも見ておくと理解しやすいです。
BPMの合わせ方を計算で考える
現場の機材や表示設定によっては、BPMの小数点まで細かく見えないことがあります。
そのため、数字の考え方を知っておくと焦りにくいです。
基本の計算式はこちらです。
100 ÷ 元のBPM × 変えたいBPM差 = 動かす目安の%値
例えば、BPM125の曲をBPM128に近づけたい場合。
差は3BPMです。
計算すると、こうなります。
100 ÷ 125 × 3 = 2.4%
つまり、BPM125の曲を128に近づけるには、テンポスライダーをプラス方向に約2.4%動かすのが目安です。
もう1つ例を出します。
BPM128の曲をBPM130に近づけたい場合、差は2BPMです。
100 ÷ 128 × 2 = 約1.56%
このように、最初は数字で近づけてから耳で確認していきます。
初心者はどこまで正確に合わせればいい?
最初から完璧に合わせようとすると、手が止まりやすくなります。
なので初心者の方は、まず表示上のBPMを近づけるところからで大丈夫です。
その後にヘッドホンでキックを聴いて、ズレていたら少しだけ調整します。
この「数字で合わせる → 耳で微調整する」という順番で考えると、かなり迷いにくくなります。
耳だけでいきなり合わせようとすると、何がズレているのか分からなくなりやすいです。
まずは数字で近づける。
最後に耳で整える。
最初はこの流れで練習してみてください。
BPMが近い曲から練習しよう
初心者の方は、BPMが大きく違う曲同士をいきなりつなごうとしなくて大丈夫です。
まずは、BPM差が小さい曲を選びましょう。
私なら、最初はBPM差が2〜4くらいの曲から練習します。
さらに、ドラムの鳴り方や曲の構成が近い曲を選ぶと、かなり練習しやすくなります。
練習曲の選び方はこちらで詳しくまとめています。
MIX練習とセットで覚えよう
BPM合わせだけを単体で練習しても、実際のMIXでは少し感覚が変わります。
次の曲を入れる場所、フェーダーを上げるタイミング、EQのLowを入れ替えるタイミングも一緒に必要になるからです。
MIXの流れがまだ不安な方は、こちらも合わせて見てください。
まとめ
BPMは、曲の速さを表す数字です。
DJでBPMを合わせる時は、まずテンポスライダーで数字を近づけます。
その後、ヘッドホンでキックのズレを聴いて、耳で微調整していきます。
最初はBPM差が小さい曲から練習すると、かなり分かりやすいです。
BPM合わせは地味に見えますが、ここが安定するとMIXが一気に聴きやすくなります。
独学で「合っているのか分からない」と感じる方は、Ⅲ FAITHS DJ SCHOOLで実際に音を出しながら一緒に確認していきましょう。
無料体験レッスンでは、BPMの合わせ方を実際のCDJやDJコントローラーで練習し、耳でズレを確認する方法まで講師と一緒に進められます。


