【アーティスト紹介】変幻自在!個性の塊ウィズ・カリファ Part.2

毎日どこかで新しいアーティストと新しい楽曲が生まれ、手軽に音楽を楽しめるようになった反面、
使い捨てのように消費される時代になったとも言える現在・・・

アーティストや楽曲にあるエピソードにも”触れて欲しい”と願いを込めて執筆するこのシリーズ。

先日の続きとして、大人気ラッパーWiz Khalifa(ウィズ・カリファ)をご紹介!

メジャーデビューアルバムまで

前回は2009年にリリースしたミックステープ『Flight School 』までご紹介しました!
今回は同年リリースのミックテープ、ラッパーのCurren$y(カレンシー)との共作の『How Fly』から個人的に好きな曲をご紹介!!

囁くように歌うHookが心地良い「All Over」

トラックが印象的な「Drunk Dialing」

同年ラストミックステープ『Burn After Rolling』からは「Gettin Up」こちらは90年代の伝説的HIPHOPグループで私の好きなアーティスト不動の1位。A Tribe Called Quest(ア・トライブ・コールド・クエスト)のフロントマン、Q-Tip(Q-ティップ)「Gettin’ Up」と同名ですね!

元ネタは70年代から活躍するR&BグループBlack Ivory(ブラックアイボリー)「You And I」ですが、ウィズ・カリファはQ-Tipの方をサンプリングしたので同タイトルにしたのではないでしょうか?


ど真ん中のアーティストが擦ると脱線気味になってしまいますね、、、笑

Empire Of The Sun(エンパイア・オブ・ザ・サン)「Walking On A Dream」をまんまサンプリングした珍しく4つ打ちの「The Thrill」など、この作品は挑戦的な曲が多い印象です!

翌年、2010年にはミックステープ『Kush & Orange Juice』をリリース!Demi Lovato(デミ・ロヴァート)のボーカルが爽やかな「Were Done」

大ヒットゲーム「クロノ・トリガー」のサントラをまんま使いした「Never Been」

こちらが元ネタの「Chrono Trigger」です!サンプリングは賛否両論ありますが、音楽の可能性を感じてしまいます。名作と言われているみたいなのでどんなゲームなのも気になりますね!

そして2011年には待望のメジャーデビューアルバム『Rolling Papers』をリリース!!彼の代名詞の一つでもある「Black And Yellow」を筆頭に彼を一躍有名にした曲達がずらり!全米アルバムチャートでも初登場2位を獲得します。

「Roll Up」

「No Sleep」

とうとう世に出てきてしまいましたね!こう聴くと曲によって違いすぎて同じラッパーとは思えませんね!Part.3に続きます!!