毎日どこかで新しいアーティストと新しい楽曲が生まれ、手軽に音楽を楽しめるようになった反面、
使い捨てのように消費される時代になったとも言える現在・・・
アーティストや楽曲にあるエピソードにも”触れて欲しい”と願いを込めて執筆するこのシリーズ。
今回は2018年に26歳という若さで惜しくも亡くなってしまった天才Mac Miller(マック・ミラー)をご紹介。
キャリア初期〜2ndアルバム
生前はデビューアルバムから全米1位を獲得し、現代の歌姫アリアナ・グランデとの交際でも注目を浴びていた彼はペンシルベニア州ピッツバーグ出身。
アルバム曲を紹介する前にキャリア初期の初ミックステープ2007年リリースの『But My Mackin’ Ain’t Easy』に収録されている「Take Me To Paradise」をご紹介!
日本の伝説的トラックメイカーNujabes(ヌジャベス)のサウンドに通じる哀愁漂うトラックが印象的です。
他にはオールドスクールな「Barz 4 Dayz」も同じミックステープに収録されており、この時点で圧倒的な才能を感じますね!
ブレイクするきっかけとなった2010年リリースのミックステープ『K.I.D.S』から歌うようにラップをする「Face In The Crowd」と「Poppy」をピックアップ!ヒットするのも納得のクオリティの高さです!
そしてもう一つのヒット作2011年リリースの『Best Day Ever』から45代アメリカ大統領でお馴染みの「Donald Trump」この曲がリリースされたのはトランプ氏が大統領就任前ですが当時のマック・ミラーから見て金銭と成功の象徴として題材にしたそうです。
そして同郷であり親友でもあるWiz Khalifa(ウィズ・カリファ)との「Keep Floatin」
ここまでまだアルバムをリリースをしておらず全てミックステープに収録されている曲となります。その全てがが良い曲過ぎて驚きます、、、
そして、2011年11月には待望の1stアルバム『Blue Slide Park』をリリース!アルバム名は地元ピッツバーグに実在する公園から名付けられました。
収録曲は1stシングルの「Frick Park Market」
2ndシングル「Party On Fifth Ave」
こちらは鉄板ネタの「The 900 Number」がサンプリングされていますね!
さらに辿ると「Unwind Yourself」のイントロ部分になりますね!いつも思いますが、これだけ擦られても良いなと思わせるネタってすごい!
1stアルバムリリース後も頻繁にミックステープを制作しており、2012年には『Macadelic』をリリース。ヒットシングルの「Loud」
Lil Wayne(リル・ウェイン)との「The Question」が収録。
2013年6月に2ndアルバムの「Watching Movies with the Sound Off」をリリース!シングル曲として「S.D.S.」
「Watching Movies」
Diplo(ディプロ)がプロデューサーを務めた「Goosebumpz」などが収録されています!
今回は2ndアルバムまでをご紹介したのですが、どんなトラックでも対応できる幅の広さにはびっくりしますね!
長くなってしまうのでこの続きはまた、後日まとめたいと思います!