毎日どこかで新しいアーティストと新しい楽曲が生まれ、手軽に音楽を楽しめるようになった反面、
使い捨てのように消費される時代になったとも言える現在・・・
アーティストや楽曲にあるエピソードにも”触れて欲しい”と願いを込めて執筆するこのシリーズ。
今回は壮絶な過去から今を代表するラッパーまで駆け上った21Savage(21サヴェージ)をご紹介!!
ラップを始めるきっかけ
彼の生い立ちは複雑で幼い頃に両親を別居してしまい、7歳の時に母親と10人の兄弟・姉妹と共にアトランタに移り住み育ちますが、生まれはイギリスでビザが切れたにも関わらず不法に滞在しているとして移民関税捜査局に身柄を拘束された過去があります。
母親一人で10人もの家族を満足に養えるはずもなく、21サヴェージが14歳の時にはドラック・ディールに手を染めてしまいます。
21歳の時には実の弟と親友をドラッグの取引に失敗して亡くしています。親友の取引には同行しており、相手に襲撃から運よく一命を取り止めました。
その出来事をきっかけにラップを始めたのですが、彼のステージネーム【21】はその時の年齢に由来しています。
壮絶すぎますね、、、
初作品は2015年にリリースしたミックステープ『The Slaughter Tape』収録曲はギャング感満載の「Skrrt Skrrt」
「Million Dollar」
同年、早くもプロデューサー・ラッパーのSonny Digital(ソニー・デジタル)とのコラボEP『Free Guwop』と2作目のミックステープ『Slaughter King』をリリース!
「Free Guwop」からは「Free Gucci」
「One Foot」
『Slaughter King』からはたくさん紹介したい曲があって、まずは「Dirty K」
Young Nudyとの「Slime」
「Dip Dip」
Dreezyとの「Motorcycle」
1作目のミックステープと聴き比べると、明らかにクオリティやサウンドの幅が広がっていますよね!!
2016年には様々なラッパーとコラボしているプロデューサーMetro Boomin(メトロ・ブーミン)とのEP『Savage Mode』をリリース!シングルカットされた2曲がこちら↓
Future(フューチャー)も迎えた「X」
「No Heart」
ちなみに「X」はプラチナレコードにも認定されています!徐々に知名度を上げていっていますね!!
Part.2でデビューアルバム以降から今の地位までの作品をご紹介していこうと思います!!