Ⅲ FAITHS DJ SCHOOL講師のゆーせいです!
DJでミックスしやすい曲を探している時、こんな経験はありませんか?
「BPMは合っているのに、なぜか綺麗に繋がらない」
「好きな曲を2曲選んだけど、音がぶつかって聴こえる」
「初心者は、どんな曲から練習すれば良いの?」
こういう疑問、かなり自然です☝️
実は、MIXの難しさは操作だけで決まりません。
最初に選んだ2曲の相性で、練習の難易度はかなり変わります。
私なら、DJ初心者の方には、まずBPMが近く、ドラムが分かりやすく、曲の構成が似ている2曲を選んでもらいます。
難しい曲を無理に繋ぐより、相性の良い曲で「自然に入れ替わる感覚」を覚える方が上達しやすいからです。
今回は、曲名のランキングではなく、自分の好きな曲の中からミックスしやすい曲を見つける方法を整理します☝️
目次
この記事でわかること
- DJ初心者がミックスしやすい曲の特徴
- BPM、Drums、Dropを確認する理由
- 曲の構成とボーカルが重なる時の考え方
- rekordboxで練習用の2曲を探す手順
- 初心者が避けた方が良い曲の組み合わせ
DJ初心者がミックスしやすい曲の結論
DJ初心者がミックスしやすいのは、次の条件が揃った曲です。
- BPMの差が小さい
- キックやスネアなどのDrumsが聴き取りやすい
- イントロとアウトロにボーカルが少ない
- 8小節、16小節、32小節の区切りが分かりやすい
- 2曲の盛り上がり方と役割が近い
全部を完璧に揃える必要はありません。
最初は、同じジャンルからBPMが近い2曲を選ぶだけでも十分です👍
House、Techno、EDMなどの四つ打ちは、一定の間隔でキックが鳴るため、初心者でも拍を追いやすい傾向があります。
HipHopやR&Bでも練習できますが、曲によってドラムの入り方や展開が大きく変わります。
まずはリズムがはっきりした曲を選びましょう。
まずBPMが近い曲を選ぼう
BPMとは、曲の速さを表す数字です。
初心者の方は、まずBPM差が3以内の曲から試してみてください。
例えば、124 BPMの曲なら、121〜127 BPM付近から候補を探します👀
BPM差が大きいほどテンポ調整が増え、音の雰囲気も変わりやすくなります。
もちろん、慣れれば大きくBPMを変えたり、半分・倍のテンポとして考えたりできます。
ただ、最初の目的は派手な展開を作ることではありません☝️
2曲のキックを揃え、落ち着いてフェーダーを動かせる状態を作ることです😊
BPMの合わせ方がまだ不安な方は、先にこちらの記事も確認してみてください。
Drumsが分かりやすい曲は繋ぎやすい
私がジャンル分析で重視しているのが、BPM、Drums、Dropです。
Drumsは、キック、スネア、ハイハットなど、リズムを作る音のこと🥁
初心者のうちは、キックがはっきり聴こえる曲を選ぶと、2曲のズレに気づきやすくなります👀
反対に、長いボーカルから始まる曲、リズムが途中で止まる曲、ドラムが細かく変化する曲は難易度が上がります。
曲を選ぶ時は、次の部分を聴いてみましょう👂
- 曲の最初にキックが入っているか
- イントロのリズムが一定か
- 曲の最後までドラムが残っているか
- ブレイクでリズムが完全に消えないか
私なら、最初の練習では「キックだけでも位置が分かる曲」を選びます。
目ではなく耳でズレを直す練習にも繋がりますよ☝️
Dropと曲の構成が似ているか確認しよう
Dropとは、曲の中でビートやベースが強く入り、盛り上がる部分です。
2曲のDropが同時に鳴ると、音数や低音が重なり、お互いの盛り上がりが弱く聴こえやすくなります。
逆に、先に流している曲の盛り上がりが終わる場所へ、次の曲の盛り上がりを合わせると、流れを作りやすくなります☝️
ここで確認したいのが曲の構成です。
ダンスミュージックには、8小節、16小節、32小節といった『小節』のまとまりで展開が変わる曲が多くあります。
波形を見る時も、色だけを追うのではなく、次の変化を聴いてください。
- キックが始まる
- ベースが入る
- ボーカルが始まる
- ブレイクに入る
- Dropが始まる
- アウトロへ進む
曲の構成がまだ分からない方は、こちらの記事を先に読むと理解しやすくなります。
ボーカル同士を重ねすぎない
初心者のMIXで音がぶつかる原因は、BPMのズレだけではありません。
よくあるのが、歌っている曲の上に、次の曲のボーカルを重ねるパターンです🎤
2人が同時に別の歌詞を歌うため拍が合っていても、
『どっちの歌を聴けばいいの🤯?』
という形で混乱を生んでしまいます。
最初は、次の場所を参考に組み合わせ2曲を重ねてみてください。
- 先の曲のボーカル(サビ)と、次の曲のボーカルがないイントロ
- 先の曲のボーカルがないアウトロと、次の曲のイントロ
- ボーカル曲と、ボーカルが少ない曲
歌を重ねるMIXが全て悪い訳ではありません。
キー、歌詞、フレーズ(構成)まで計算できれば格好良く聴かせられます。
ただ、最初はDrums同士を合わせる方が分かりやすいです。
ボーカルMIXは、自然な曲の入れ替えに慣れてから挑戦しましょう👍
現場での役割が近い曲を組み合わせよう
曲には、ジャンルやBPMとは別に、DJセット内での役割があります。
例えば、同じ128 BPMでも、序盤で空気を作る曲と、メインステージのピークで使う曲ではエネルギーが全く違います。
私なら、初心者の練習では役割が近い2曲を組み合わせます。
| 曲の役割 | 特徴 | 組み合わせる候補 |
|---|---|---|
| 序盤向き | 音数が少なく、ゆっくり空気を作る | 同じく落ち着いた曲 |
| フロアキープ向き | リズムが安定し、踊りやすい | 同じグルーヴの曲 |
| 山場前向き | 少しずつ緊張感が上がる | 次に盛り上げたい曲 |
| ピークタイム向き | Dropが強く、音数が多い | エネルギーが近い曲 |
| 終盤向き | 歌や余韻があり、締めやすい | ボーカルや雰囲気が合う曲 |
いきなり序盤向きの曲からピークタイム向きの曲へ移ると、繋ぎ目が不自然になりやすいです。
まずは「似た温度感の曲を繋ぐ」と考えると、選曲がかなり楽になります。
rekordboxでミックスしやすい曲を探す手順
rekordboxを使うと、BPM、Key、波形、プレイリストなどを見ながら候補を絞れます。
公式が紹介しているrekordbox ver.7には、コレクションから候補曲を探すCollection Radarや、2曲の相性を確認しやすいDual Playerがあります。
公式情報はこちらで確認できます。
初心者の方は、次の順番で探してみてください。
- 練習したい曲を1曲決める
- BPM差が5以内の曲を絞る
- 同じジャンルや近い雰囲気の曲を選ぶ
- イントロとアウトロのDrumsを聴く
- ボーカルが重ならない場所を探す
- 2曲のDropと構成を確認する
- 実際にフェーダーだけで繋いでみる
Keyは曲の調を表します。近いKey同士ならメロディが馴染みやすくなりますが、最初から全項目を揃えようとしなくて大丈夫です。
まずBPMとDrums。その次に構成とボーカル。
最後にKeyを確認する順番なら、迷いにくくなります。
どれくらい曲を集めて練習すれば良い?
最初から大量の曲を用意する必要はありません。
まずは同じジャンルから5曲を選び、その中で相性の良い2曲を探してみてください。
5曲あれば組み合わせを変えながら練習できます。
1つのMIXができたら、次の曲を1曲追加する。この繰り返しで十分です。
曲を持っていない方は、DJが使う音楽の集め方も参考にしてください。
実際のフェーダーやEQの動かし方は、DJ初心者向けMIXのやり方で確認できます。
初心者が避けたい曲の組み合わせ
最初の練習では、次の組み合わせを避けると進めやすくなります☝️
- ボーカルが長く重なる2曲
- リズムが頻繁に止まる曲
- 曲の構成が極端に短い、または不規則な曲
これは「使ってはいけない」という意味ではありません。
どれもDJに慣れれば扱える組み合わせです。
ただ、最初から難しい曲を選ぶと、選曲の問題なのか、操作の問題なのか分からなくなります🧐
まず相性の良い曲で成功体験を作り、その後に難しい組み合わせへ進みましょう。
まとめ
如何でしたでしょうか?
まずは好きなジャンルから5曲を選び、今回の基準で相性の良い2曲を探して、フェーダーだけで繋いでみましょう。
曲選びが変わるだけで、「自分にもMIXできた!」と感じる瞬間は増えていきます✨
自分のジャンルではどの曲が練習しやすいのか、実際にどう繋げれば良いのか迷う方は、Ⅲ FAITHS DJ SCHOOLで一緒に確認していきましょう。
DJの基礎から選曲、機材操作、現場出演、その先まで少しずつ積み上げて、有名クラブや大きな舞台を一緒に目指していきましょう‼️
まず雰囲気を知りたい方は、無料体験レッスンも確認してみてください。
無料体験レッスンでは、DJを始めるために必要な機材や練習方法を、現在の目標に合わせて講師と一緒に確認できます。
機材をまだ持っていない方や、何から始めるか決まっていない方でも参加できます。


